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■サプライヤー監査代行の基本的な考え方

1.このサービスの目的とその効用
 
供給者(サプライヤー、購買先、外注業者)の管理は会社が発展するにつれて、サプライヤーは増加し、多様化してきます。こうした中で、サプライヤー管理は益々重要な課題になってきています。サプライヤー管理のポイントは、如何にサプライヤー現場の状態及び購買品の品質を予防的に監視出来るかにあります。その体制を構築していくためには、適切な間隔での質の高いサプライヤー監査を実施していく中で、サプライヤー工程における、QMS体制の確立、とりわけSPC管理等のコアツールの効果的な運用を定着させていく事が重要です。我々審査員の監査力を活用して頂き、質の高いサプライヤー監査を実行する事によって、強固なサプライヤー管理体制構築の支援をするのがこのサービスの目的です。

2.最も効果的なのがサプライヤー監査
 IATFやISOの効果を最大限に発揮出来るのはサプライヤー監査が一番です。審査機関が実施する第三者審査でも、サプライヤーを監査する第二者監査でも監査の進め方や着目する点は基本的には変わりません。しかし、基本的なビジネスモデルが違います。審査機関の審査は、審査を受ける側から、審査機関が注文を受け、そこに対する審査を実施していきます。ある意味で受審側がお客様です。これに対してサプライヤー監査はお客様が監査を実施する訳ですから、その影響力は大きく、IATFやISOの効果を最大限に発揮できます。

3.なぜ私達審査員が実施する監査が効果的なのか?
 まず第一に審査員は審査をする事を仕事にしている訳ですから、毎日のように多くの会社を審査しています。こうした中でそれぞれの会社の仕組みのどこに弱点があるのかを見抜く力量を備えています。的確な指摘を出す事が出来ます。そして、更にその指摘を確実に仕組みを改善していく是正処置へと繋げることによって、後戻りしない改善によって、着実に体質強化、体制強化に繋がっていきます。

4.このサービスをより効果的に活用する方法は?
 私が一人でサプライヤーに出向き監査する事も可能です。御社の担当者が同行して私と一緒に監査する事が更に良いと思います。一緒に同行する事によって、監査の仕方、指摘の仕方、是正処置の方法を是非習得して頂きたいと思います。御社独自で質の高いサプライヤー監査を実施する力量を養う場として活用して頂ければと思います。更にそのことは御社で進める内部監査の改善にもつながります。


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